2010年05月17日

シンデレラから学ぶ目的と戦略性について

シンデレラは言わずと知れた有名な童話。
しかし、魔法の概念はさておいても不思議な現象が一つある。

それが、ガラスの靴だ。

シンデレラの衣装は、12時を回った時点で魔法が解ける。
すべてはボロ着に戻るはずなのだ。
しかし、童話では12時を過ぎてもガラスの靴は戻らなかった。
つまり、ガラスの靴は魔法の産物では無いことが解る。

考えられるのは2点。
・魔法使いのおばあさんの私物
・シンデレラの私物

前者は却下させて頂く。
なにせ国中探しても靴のサイズが合う女性が居なかったほどのものだ。
シンデレラにしか履けないほど、サイズが正確に作られている靴である。
よって、シンデレラは私物のガラスの靴を舞踏会に履いて行ったことになる。

ここでまた、疑問が2点出てくる。
・なぜシンデレラのような丁稚が、そんな洒落た靴を持っているのか?
・なぜ魔法で靴を用立てて貰わなかったのか?

シンデレラは若い娘である。
従って、当然成長期なので短期間で足のサイズは変わっていくだろう。
このことから考察するに、このガラスの靴は舞踏会の直前あたりで作られた、と仮定するのが妥当だ。
シンデレラは、舞踏会の噂を聞きつけたときから、既に王子様をゲットするために計画的に動いていたと考えたほうが良い。

つまりはこうだ。
シンデレラは舞踏会の噂を知り、急いでガラスの靴を作ってもらう。
なけなしの貯金をはたいたのか、靴屋に知り合いがいたのかは解らないが、
シンデレラは自分の足のサイズに合わせて、至極正確にガラスの靴を作ってもらった。
そして姉たちが舞踏会に行った後、自分もガラスの靴を履いて舞踏会に行くつもりだった。
魔女が現れなければ姉達のドレスを拝借して向かったであろう。

そして舞踏会で計画通り、王子の目に留まるように振舞う。
自分を十分に印象付けたら、詮索される前に王子の元を去る。
その時、ガラスの靴を王子の前で落としていくことが必須条件であった。

なにせ、王宮の舞踏会である。
集められるは貴族やゆかりの者たちばかり。
シンデレラのようなものが、本来は参加できる会ではない。
何か「自分がそこにいた」という証を残さなければ、後日、王子に見つけてもらうことは不可能である。
ガラスの靴が無ければ、王子はシンデレラを見つけられない。
パーティーの出席名簿にはおそらく無いような無名な娘が舞踏会に出席していた、
・・・という「事実」を、後で王子に気付かせる為に。

シンデレラは、去り際に王子の前で靴をわざと脱いで置いておく。
なにせ、シンデレラにしか履けないようなジャストフィットの靴である。
そこまでサイズの合う靴ならば、そうそう簡単に脱げるようなものではない。
彼女は、わざと脱いだのだ。
あとで王子に自分を見つけてもらうために。

そして後日、王子はガラスの靴を手掛かりにシンデレラを探すことになる。
国中の女性の中から、ガラスの靴にピッタリな足を持つ者を探している。
ここで、シンデレラの策略の最大のポイントが見えてくる。

「なぜガラス製か?」

そうなのだ。無色透明でなければならない訳があったのだ。
靴というものは、多少サイズが合っていなくても履けてしまうものである。
しかし靴が透明であれば話は別だ。
外から見て、サイズがピッタリと合っているかどうかが一目瞭然であるからだ。
シンデレラはこうなることを当初から見通していた。
なので、わざわざガラスで靴を作らせたのだ。

事実、後日になって魔法の解けたシンデレラは、
ボロ着のまま王子の女探しを見守っている。
丁稚なのだから山ほど仕事はあるはずなのに、それを反故にしてでも王子のそばで事の行く末を見ている。
見る必要があった。
王子の目に留めてもらい、今一度、ガラスの靴を履くチャンスが必要だったからである。

結果、シンデレラは王子と結ばれる。
しかしこの結果、決して偶然の産物ではない。
上記の理由から、シンデレラの計画的行動であることが証明できるのだから。


自分を取り巻く環境は最悪だったシンデレラだが、
彼女の戦略には、実に一貫性がある。
価値創造のファクターにおいては最悪だが。

posted by yuuii at 13:00| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

仕事を抱えるのはアホのすること

多くの仕事を一人で抱え、

自分がいかにも逸悦で仕事ができる人間である!
存在価値がある人間である!

・・・と見せ付けたいのは解る。


しかし人間、多くのことを抱えればミスも出る。

一人で抱えて仕事をすれば、ミスをすれば自分一人の責任なのだ。

だから、ミスする危険があるのに、一人で抱え込むのは阿呆のすることなのだ。


たとえスキルも知識も無いような輩に対してでも、
自分の仕事を共有してもらうのが賢い。

自己責任は自分に被害、だが
組織責任は組織の問題。
改善策を練る余地があるのだから。

自分の身を守る為には、
周りのものを極力巻き込み、
「この仕事はみんなでやっていることなんだよ」という前提を崩してはいけないのだ。

posted by yuuii at 13:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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